05/09/18
中秋の名月。EOS1DsMk2をTeleVue85に、PowerMate2Xを噛ませて接続撮影。飛行機の影も狙ってみたが、伊丹便が減っているのか、風向きが合わないのか、たまたま通りかかっても高度が高かったり低かったりで、モノにできなかった。
TV85のような優れた屈折鏡で撮影すると、反射鏡とは違って光軸のたわみの心配は少ないというか、さほど極端ではない。あれはまさに、Orionの泣き所だろうか。何か対策を考えないと、85mm光径にも負けてしまいそうだ。
この画像の美点は、EOS1DsMk2での撮影で、カメラ側のダイナミックレンジの豊かさから諧調が豊かなのが一つ。もう一つは、別記するSilkyPixβ2の現像による、ピントのシャープさを損なわずに滑らかな像の得られる妥協点レベルの高さ。Mac用Ver2の正式リリースが待たれる。
04/10/28
久々で満月を狙える天候に恵まれ、太陽を観測したそのままで月を導入すべく、早い時間にSkySensorを動かしたところ、まだ見えぬその月の方角から、どうも伊丹空港離発着の航空機を、月を背景にもう一度撮れそうに思えて、そのまま待機。伊丹へ着陸する前の機体をモノにできた。Fly me to the moon~♪とくちずさみながらのデジタル処理は、結構楽しい。
こうした映像を得るための条件は、相当な距離で、なおかつ背景に月が出てくる位置関係にある撮影場所を見つけることが第一。見晴らしで、航空機の飛行路や進入路などとの間に妨害物がないこと、となると、案外難しい。伊丹は六甲山から狙えば東側に位置するので狙えるが、周囲が海や山では、そうも行かない。
聞けば、この手の撮影場所では香港が有名なんだそうだ。場所が決まれた、ある程度計算づくで類似の画像が撮影できる。が、それにしたところで、下のような飛行機雲を引いた瞬間は、まさに偶然の成せる業だ。
* 05年11月26日 太陽と飛行機の撮影に成功!!
04/06/03
異常気象が続く今年最大の月は、オレンジ色で上ってきた。思わずカメラをとって撮ったのが上左。続いて、TV85での拡大撮影でも試そうと、設定しピントを合わせていたその時、画面を、何やら影が横切った。と、その時、条件反射で右手はレリーズを握っていた。運良く収まったのが上右。いくつもの偶然が重なった写真。
04/05/06
前日の皆既月食を悪天候で逃したリベンジには遠く及ばないが、就寝前にふと見ると大きな満月が輝いていたので、久々でTV85で撮影。SilkyPixでのRAW現像がすばらしいトーンでの仕上がりを簡単に与えてくれた。
02/10/29
土星を撮った後、M42などを観望しようとすると雲がかかっていた。雲が流れるまでの暇つぶしに撮影。
月だから明るいからとバカにできない。細部ディティールがどこまで再現されるか、という大命題もあり、このモノトーンの被写体は結構難しい。いくらシャッター速度が速くても、僅かなブレがシャープネスを殺ぐし、ディティールを諧調豊かに再現するのは存外に至難の業。それなりに奥の深い対象だ。
次の満月には分割撮影・合成に挑戦してみたいと思っている。
01/12/30
なんか影が出てて、ムラがあるなぁ…なんて思っていたら、半影月食(月から観ると部分日食になる)だったのだそうな。そうと知ってたら前後も撮るんだった…
01/12/27
TeleVue+ラジアンの本領が発揮された月面。収差は極少で、シャープ。NikonCoolpix5000の能力でも画質が向上。
同画像の特大版
| 同特大画像地名入り
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