最終更新日12/05/07
12/10 皆既月食
10/07 太陽 黒点AR1312
10/04 半月
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四拾路に入って気になりだした飛蚊症や、もともとの遠視がたたり、五十路目前の頃からますます酷くなった老眼。その昔見た惑星の美しさを思いだし、ふと見上げた星空に「天体望遠鏡」を思った。
当時、折からのテロで、地上を見てもエエことないなぁ、と感じたりもした。時折り手がける3Dグラフィックの背景なんかで使う材料だって欲しい ─ そうなると、実益(とこじつけ)。
かくて、もっともらしい天文知識など皆無のおっさん熊の、天体望遠鏡とデジカメでの、悪戦苦闘が始まったのだった…。

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AGA-1をLosmandyで使うには |  2006/10/22 RAW現像アプリケーション比較

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COLUMN

中秋の名月 (08年09月17日)

英語で“Harvest Moon”という中秋の名月。年中行事ではないけれど、今年もspaceweather.comへ投稿、掲載された
光害と異常気象などで諦めモードに填りきってしまったような対ディープスカイに対して、ずっと心に留めているのが、木星。綺麗に、しかしムービーではなくスティルで撮影したい、というのが、今のところの願い。高速連写がエンドレスに利けばかなりの画質にできると思うのだけれど、なかなか適した機材が出てこない。そうこうしている間に、継続観察しておられる頭の下がる方々は、ToUcamから工業用カメラへとシフトし、秒60駒までの世界で緻密な惑星映像を公表しておられる。
なんとかせねばと気は焦っていても、こればっかりは、道具がなければ同じレベルを抜け出せない。しかし、特化してしまった道具ではツブシが利かず、もったいないと感じてしまう。なんとかある程度汎用性のある道具で良い結果が出せると良いけれどと思いつつ、暑い日々に悶々として木星を眺めながら夏の夜を過ごしてきた。惑星の自転移動とカメラの連続撮影可能最大枚数による壁は、厚い。
もう一つの大きな壁は反射鏡精度だけれど、こちらはまだまだ、カメラ側で限界に達していないので財布の負担とはならずに済んでいる。

ところで、リコーのGX100は木星には連写性能で限界があるけれど、コリメート撮影での描写力は今まで試した機材の中では秀逸。土星がちょうど良いところに上がってくるのが楽しみになった。軽い・小さい=光軸がたわまない、という利点と、長いバッテリーライフのおかげで、とても気楽に撮っていられる。撮影だけに集中してなんかいられない教育現場で、望遠鏡に接続したデジカメからビデオ出力を使って、生の惑星映像を子供たちに楽しんでもらうといった用途なら、迷わずお勧めしたい。最新モデルはGX200。一般撮影でも電子レベル機能まで備わり、ますます良くなっている。

それにしても、異常気象でこんな天気ばかりが続くと、天体望遠鏡はつくづく非常に難しい買い物だと思う。なんせ、風雨があれば場所塞ぎに室内に鎮座し続けるだけ。好天を待って設置する、そのインターバルの長いこと。移動しても悪天候がつきまとったら嫌だしなぁ…

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グレースケール
あなたのモニタは大丈夫? 上のグレースケールがちゃんと区分できるように調整しましょう


─ 望具/Equipments

望遠鏡 BORG 76ED(B)
(このBORGって名の由来、上の文字通りなんだそうな。オジサンはスタートレックを連想したんだけど…)
Tele Vue 85
Orion 300mm f4 Newton (反射式望遠鏡) 
火星大接近はオジサンの人生にも二度とないんで…
Orion 152mm f5 Newton (反射式望遠鏡)
 光害から逃げ、暗い夜を求めて旅するときを夢見て…
架台 Vixen GP-D赤道儀+SkySensor2000PC / AGA-1オートガイダー / Losmandy GM8 & G11

アイピース Televue Radian 3mm, 4mm, 18mm, NAGLER 9mm, PanOptic 35mm, PLöSSL 25mm
Pentax XO2.5mm

アクセサリ PowerMate 2X 2.5X / TeleVue Digital camera Adapter / J.M.I. Moto Focus / Coronado SolarMax 40/BF10

デジタルカメラ RICOH GX200 / Nikon Cool Pix  5000 / 4500 / Canon EOS 1DsMk2, 5Dmark2, 50D

カメラ

Canon NewF-1 300mm f2.8L / EOS-1n, TS24mm / 100-400mm他 / SuperCambo SC etc...


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