震災マニュアル WEB版


−目次−

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Blue_Arrow.gif (140 バイト) はじめに

ノースリッジ地震

帰国後 -気になった微震

被災 −直後から一ヶ月間−

今後の余震や新たな災害に向けて

マニュアル編

最後に −現実の被災から−


はじめに

 この震災マニュアルは、出来ることならばあって欲しくない非常時のことを記したものである。筆者自身の、アメリカ・カリフォルニア州ノースリッジ地震の取材経験と、阪神大震災被災の体験に始まり、懸念されている強い余震や新たな災害に向けての対策を、カリフォルニア州ロサンジェルス市が1991年に編纂発行した家庭向け震災マニュアルを参考に、筆者やその友人の経験を織り交ぜてまとめてみた。
 救援機関による援助が届き、或いは復旧を待つ間、各自が自分と家族を守るために、普段から用意しておけることや準備しておいた方が良いと思われる物については、特に吟味したが、冒頭で述べておきたいのは、FEMAという優れた救援組織があるアメリカですら、72時間分の自己防衛備蓄を勧めている点だ。この事を念頭に、日本の、神戸での被災の実態と人口規模から、各自が自分の地域での被災の対策を、各々の地域に適した形で練り上げて欲しい。機会あるごとに家族、友人や親戚で話し合い、日頃から物心両面の備えをもっていただきたいと思う。そのために、このマニュアルが少しでも役立てば幸いである。

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©Daisuke Tomiyasu (OverRev) 1997